床暖房マット敷設

行方市で、某ハウスメーカー様の新築工事に、ハイブリッド給湯器設置と床暖房工事に携わっています。
本日は、以前に先行床下配管をしておいた床暖房のマット敷設をしてまいりました。

ガス器具の熱源を利用した、温水式の床暖房なので、使用する配管は架橋ポリチューブになります。

私どもは普段、鉄管、銅管、ステンモルコ管、塩ビ管等、色々な素材の配管を使って工事を行いますが、それぞれに加工や取り扱いの癖があります。
この架橋ポリは、その中でも特に画期的な素材で、加工のし易さや自由度は他の素材とは比べ物になりません。柔らかい樹脂なのですが、柔軟性があるので強度も高く腐蝕しにくいという、今や住宅設備には欠かせない素材になっています。

床暖房の場合、マットの中に縦横無尽にこの管が張り巡らされているのですが、温水が流れる時に管は膨張します、そして冷めると収縮します。これを長年繰り返していると、樹脂の表面に付いたほんのわずかな傷が、だんだんと大きくなっていくことがあります。もしもその傷から中の不凍液が漏れてしまうと大変です。床暖房マットは床材(フローリング等)の下に敷いてあるので、簡単に補修できるものではないからです。

作業的には、マットをビスで打ち付けて、ポリ管を接続するだけなのですが、上記の様な理由から細心の注意を払わなければなりません。
本日は、今野が担当して無事に作業を完了することができました。

新年に合わせて心機一転!作業着も新しいデザインに変えたので、心意気も新たに集中して作業にかかりたいと思います!

エニシン商事株式会社

茨城県近郊での設備工事を中心に、「新しい暮らしの御提案」をコンセプトに活動しております。 お客様との御縁を第一に考え、御要望にお応えしていけるよう日々精進してまいります。